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レメディオス |
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キューバ島のほぼ中央、北部海岸から6マイルの距離に位置するレメディオス市。人口3万人のビザクララ州に属する街。
キューバ最古の8つの町のひとつ、しかし何時建立されたかは定かではない。3回目のスペイン人入植が始まった頃だと言われ、歴史家によると1513年から1524年の間に貴族だったバスコ・ポルカジョ・デ・フィゲロアが建立したとされている。
資料によると1511年にバラコア市、1515年にサンチアゴ・デ・クーバが建立されたとされている、その時代背景などから推測するとトリニダ市、ハバナ市が建立される前にすでにこの街の基礎が築かれたのではと信じられている。
税金逃れのためバスコ氏がスペイン王に街の存在を隠し続けていたとされている。人口が徐々に増え、街が大きくなるのにつれその存在を認めざるを得なくなったようだ。
レメディオスは小ぢんまりとした街。世界的に注目を浴びるような観光スポットもなく、たいして大きくもない、だからこそ魅力的なのかもしれない。この街の住人は愛想が良く、けんかをするような雰囲気もない。訪れる観光客を観察して楽しんでいるようで真夜中に街のメイン広場を散歩したとしても十分安心できる。
街の中心には1980年に歴史国定記念物に指定された建物が並ぶ。17世紀のスペイン建築が当時のまま残されている。
街のメイン広場の最大の見所はコロニャル風のグランドチャーチ(Iglesia Mayor)と呼ばれるサン・ファン・バウチスタ教会(聖ヨハネ)、教会内には黄金で作られた13の祭壇がる。カリブの海賊の執拗な攻撃にさらされた街は、黄金の祭壇を隠すため白ペンキで塗りつぶした。
1944年から1954年に慈善家エウチモ・ファジャの寄付によって教会が改装された際、黄金の祭壇が発見された。改築された教会はまるで新築のような出来上がり、広場の公園は広くなり、中央に造られた小さな円形の建物は子供の遊び場となった。そして井戸端会議にやって来る人たちのためにも涼めてくれる冷たい石造ベンチが設置された。
広場の北にはもうひとつの教会が建っている、ブエンビアヘ教会(ボンボヤージュ)。レメディオス市はキューバで唯一同じ広場に2軒の教会が建つ街。
中央広場のプラサマヨルは1970年に改築。広場を囲むようにコロニャル様式の建物とモニュメントが建てられており、周辺にはココナッツの木々が植えられている。典型的なスペイン中世の街並み。
クリスマスの伝統的な祭りラス・パランダス・デ・レメディオスはキューバ人であれば誰もが知っている地域最大のイベント。この街の生活と歴史、キューバ人の成り立ちと深く関わっている。
苦しい生活の中での一瞬の喜びを求め、何世紀もの間行われてきた伝統的な祭りはもともと二つの町の間にあった亀裂を克服するために始められた。確執も克服されやがてレメディオス市をキューバ文化芸能の博物館にしようという願いから発展した。
レメディオス市はハバナから4時間、サンタクララ市から50分、そしてサンタマリア-ラスブルハスの島々がある北部のリゾートビーチから1時間の距離。
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